住田町を来訪される皆様へのおもてなしの一環として、養鶏・畜産業が盛んな住田町において、豊富な鶏肉・豚肉を活かし「唐揚げ」といった調理方法を活用した、「食のおもてなし」の取り組みとして2019年、令和元年よりスタートしました。
令和元年3月…、まず始めに、町内の各飲食店において、から揚げメニューがあるかどうかの調査からスタート。飲食店それぞれに足を運んで聞き取り調査を行いました。
そして、4月にから揚げ料理を提供しているお店の皆様に集まっていただき、趣旨説明をおこなって、プロジェクトの進め方にについて確認しました。
5月、一般の人たちに住田町の飲食店が提供するから揚げの試食会を開催。6軒のお店から協力をいただき、「住田のからあげ試食会」を開催し、住田町民のから揚げの好みの傾向を調査しました。すると味付けの好みは「しょうゆ」と「にんにく」の傾向が強く、肉質については「ジューシー」、ころもは「からっと」といった好みの傾向が分かりました。
これらの傾向は、他の地域の調査データなどを参照したことはないのでわかりませんが、概ね東北地方ではどの地域にも当てはまるような結果だったのではないかと思います。
6月、一般の皆様に各飲食店が提供するから揚げを試食していただきましたが、各飲食店の皆様は、自分の店以外のから揚げを食べたことがあまりないということから、事業者同士のから揚げを持ち寄り、試食会を行い5月のイベントの振り返りと今後の展開について話し合いました。
そして8月、他の地域の有名店のから揚げを取り寄せて味を調査したり、最新調理器具を使った調理実験を行ったり、各店でから揚げの研究を行っていただくなど検討会を重ねます。
9月には、北日本ハイテク二カルクッキングカレッジの竹本先生を講師に迎え、美味しいから揚げ調理のポイントを教えてもらう研修会を実施しました。
11月にこれらの取組をもとにした意見交換会を開催し、ご協力いただいている飲食店の皆様から今後の展開について意見を聞かせていただきました。
令和2年1月、次年度に向けたプロジェクトの取組み(案)についてまとめて方向性について内容を確認し、4月より「すみた唐揚げ大作戦」としてスタートすることになったのでした。
しかし、令和2年4月からこの大作戦が始まることとなったのですが、新型コロナウイルスの影響から、プロジェクト始動は難航!緊急事態宣言の発令からイベント開催の自粛となり、開催時期を見合わせることになりました。
また、内容についても一部見直し「テイクアウト」を主としたキャンペーンからスタートすることになったのでした。
それでは、次回からはその住田からあげ大作戦に参加している加盟店のから揚げについて紹介していきます。
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